高齢者疑似体験演習


こんばんは前橋高等看護学院です。
今夜は老人体験スーツを着て高齢者の生活を疑似体験した様子をお届けします。患者さんの気持ちに寄り添うことを目指し、自らも患者さんの立場になってみることで気づかなかったことが分かるかも知れませんね。


准看時代にこのスーツを着た時の感覚を覚えていますか?
想像や経験からお年寄りの体の不自由さが分かる人も中にはいますが、身を以て体験することは、想像以上の経験値が得られます。


日々の看護業務に従事する方の中には、ついつい業務の流れとして患者さんに接してしまう事があるかもしれません。そんな時は、患者さんがどう感じるか、何ができて、何ができないのか。とにかく患者さんの立場になってみることを忘れないようにしたいですよね。


自販機でジュースを買ってみようとするも、小銭が思うように取り出せません。若い時は当然のようにできた事が加齢によりできなくなってしまう。できなくて落ち込んだり、歯がゆさを感じている患者さんが目の前にいたら、あなたはどのように接してあげますか?


患者さんができない事をただやってあげるのではなく、まずはできなかった時の患者さんの気持ちに寄り添うことを心掛けたいですね。

できなかった体験だけが患者さんの心に残ってしまったら、それはきっと悲しい経験になってしまいます。けれど誰かが自分の気持ちに寄り添ってくれたら、それは人の優しさを感じた思い出になるかもしれません。

准看護学校で学んだ看護の知識と技術。そこに日々の看護業務と前高看での経験をプラスして看護に対する意識をさらにもう一歩進めてみませんか?




コメント

人気の投稿